2018年12月26日

三つ子の魂 百まで

 私が「伊那保育園」出身ということはここでも何度か書いている。

先日の6組同級会でも伊那保育園出身者が何名かいた。
小川くんと中村くんだ。

その時の印象に残っているエピソードがある。
年長さんは2組に別れていた。
「川組」と「山組」

私は「川組」に所属していた。
山組の方には、保育園の息子だった中山くんや、中村くん、小川くん、湯田くん、
大庭くん、白石さん達がいた。

どちらかと言うと川組よりも山組の方が元気が良かった。

お昼寝が終わり、さあ帰りの時間という時に
教室から退出する際に山組の男子4名くらいが
一列渋滞になり、歩きながら
「オ~、スッザンッナ、泣くんじゃね~!!」
と歌いながら腕を振り上げ、行進してゆく姿を覚えている。

その中にいたのが中村くん(サポ)であった。

私はサポとはサポが新町、私が双葉町という非常に近い場所に
住んでいたので小学校時代もクラスは違ったが
よく見知っていた。

保育園時代の徒党を組んでのし歩いていたサポの印象が強く、
どうしても私の中のサポ像は
「近寄りがたい怖い人」 という感じだった。

中学時代は花形バスケ部だったので、よけいに近寄りがたさは
強まっていったと思う。


それがこの会で一気に距離が縮まった。

そして、私の「サポイメージ」は大きく旋回した。
なんとなく近寄りがたかったイメージだったのが

『なんて【人たらし】な奴なんだ!』

人たらしと言うと、女たらしと表現されるように
あまりいい意味には使われない。
人をだましたりという意味に使われているが、
私はこと「人たらし」という言い方をする時は
褒め言葉に使っている。

例えば、豊臣秀吉。
彼がその「人たらし」であったと言われている。

人心掌握するのがとってもうまい人
のことをそう称したりする。

私はサポがこの「人たらし」だ、と感じた。

まず、人の心を逸らさない話術・話題。
人を傷付けない心配り。
自分のことをさらけ出し、相手の心を開かせる。

そんなことがサラッとできる人 と思った。

オ~、スザンナがよくぞここまで・・・・・と感心した。


同窓会
今まで自分が思っていたイメージと全く違う別の顔が見れる
楽しさ・驚きがある。

三つ子の魂 百まで

三つ子の魂 百まで

まんまの顔してるね。
やんちゃで、いたずら好きで、きかん坊だったんだろう。

他の子達も変わらん!
この頃からもう55年も経っているのにね。


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Posted by みなと at 10:53│Comments(0)懐かし話
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